toyofuku studio artworkshops について

toyofuku studio artworkshops(トヨフクスタジオ アートワークショップス)は、小さなこどもからおとなまで『ものをつくること』をたのしむためのスタジオです。住宅街の中にあるこの小さなスタジオで私たちは「こども造形教室」「陶芸教室」「金繕い教室」を開いています。季節ごとにワークショップも行います。

「自分の手でつくること」「思いをかたちに表現すること」への探求は、年齢にかかわらずいくつになってもわくわくするものです。かたちにできたときの感動や喜びをぜひ味わってください。私たちの教室でいろいろな世代の人が『ものをつくること』を通して新たに出会い、たのしみながら豊かな時間を過ごしていただきたいと思っています。

教室について

講師の紹介

ギャラリー

アクセス

こども造形教室

こども造形教室は4歳(年中児)から小学生を対象とした教室です。

「目で見て感じたこと、心で感じたこと、その感じたことを思いのままに表現できるように」

そのためには表現方法を知ることも大切です。いろいろな種類の画材を使ってどんなことができるのか、道具はどのように使うのか、課題を通してひとつひとつ身につけながら、自分が表現したいものを自分の力でかたちにすることを目指します。教室ではひとりひとりの個性を大事にし、表現するたのしさを感じながらじっくり取り組めるような制作の環境を整え、最後まであきらめずに完成できるようサポートしていきます。

表現の世界には「正しい答え」がありません。こどもたちが自由に伸びやかにその答えを自分で見つけていくこと、それはきっと心に根を張り、将来その子の土台の一部になっていくことと信じています。

幼児クラス(定員6名)

小学生クラス(定員8名)

陶芸教室

私たちの教室には「作陶」と「絵付け」のクラスがあります。

「作陶クラス」では粘土に触れ、その感触を味わいながら「かたちをつくること」から始めます。課題を通して種類の違う粘土や釉薬を体験しながら自分らしい表現を見つけていきます。また「絵付けクラス」では、本焼き後の素地や器に上絵専用の絵の具を使って「加飾をすること」をたのしみます。絵の具の特性、筆の使い方など独特の表現方法を身につけて、自分らしい図案に仕上げていきます。

粘土はつくる人の手によってかたちを自由に変えて、様々な表現に置き換わります。焼成することで、固く焼き締まり、釉薬をかけることで器として機能的になり、絵を付けることで装飾性をおびて、その人らしいかたちが生まれます。「作陶」も「絵付け」も素材から学び、制作を重ねることでやがて自分の手で自分のつくりたいものを表現することができるようになります。

作陶クラス(定員10名)

「作陶クラス」は初級・中級・上級の3つのコース設定があります。初級・中級クラスは課題に沿って制作を進め、上級クラスは自由制作になります。ロクロの制作もこの上級クラスからとなります。

絵付けクラス(定員8名)

「絵付けクラス」は初級・上級のコースが設定されています。上絵付けによる加飾の技法の魅力を体験していただくクラスです。本焼きをした白磁の素地や器に上絵専用の絵の具を使って伝統技法による絵付けを施し低火度で焼成します。

金繕い教室

日本の文化の中には、古くなったもの、使えなくなったものを修理し、再び使えるように蘇らせる技術が伝えられてきました。漆の金繕いもそのひとつです。「漆の接着力と強度、そして美しさ」。私たちの教室でも漆での伝統的なお直しにこだわりその魅力を感じていただきたいと思っています。

漆でのお直しは小さな工程の積み重ねです。そのため複数回の作業を重ねて仕上げていきます。ひとつひとつの工程を自らの手で丁寧にじっくりと時間をかけて行うことで、大切な器がより愛おしく感じられることと思います。

金繕い教室(定員5名)